ゆるいさんブログ

人生スロースターター。38歳で再婚、43歳で妊娠しました。

わたしたちが不妊治療を受けるまで ③

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こんにちは、ゆるいです。

 

おとといのお散歩を頑張りすぎたせいか

昨日はお腹も張るし、一日中ぐったりして

ブログの更新どころではありませんでした。

 

妊婦だからなのか、40代だからなのか・・・

 

妊娠しながらお仕事頑張っていらっしゃる方々、

心から尊敬します。

 

40代妊婦のみなさん!

年齢にも体力低下にも負けず

一緒に頑張りましょうね!!

 

 

さて、今日も前回のつづきです。

 

 

4度目の流産が確定して目の前が真っ暗になった時

優しく声をかけてくださったのが

大きくて毛むくじゃらで笑顔が優しいH先生でした。

 

H先生は、元々大学病院の先生なのですが

わたしが通っていた産院でも非常勤として

時々応援にいらっしゃるとのことでした。

 

H先生は今まで担当してくださった

他のどの先生よりも優しく

赤ちゃんがあまりに早く旅立った事を一緒に悲しみ

わたしの心と体の事も随分と心配してくれました。

 

それだけで、

わたしの心がどれだけ救われたことか。

 

 

今までの流産では

自然に流れてくるのを待っていたのですが

次の妊娠を1日も早く望むなら、と

H先生の勧めで、大学病院で手術をすることになり

赤ちゃんの検査もお願いすることになりました。

 

 

数日後、大学病院へ入院。

 

 

当初は他の先生が執刀するはずだったのですが

急遽、H先生が担当してくださることになり

術後もお忙しい中、

病室まで様子を見に来てくれたりしました。

 

麻酔担当の先生もお若いのにとても感じが良く

スタッフの方々も

 「出産の方と同室だとお辛いでしょう」

と、差額なしで個室を使わせてくださったり

「ご主人にお泊まりいただいてもいいんですよ」

などと、色々とご配慮いただき

今まであまり良く思っていなかった

大学病院のイメージがガラッと変わりました。

 

 

正直、その大学病院は

ネットのクチコミではあまり評判が良くなく

反対に、今まで通っていた産院は

(あの暴言医師のいる産院です)

ネットでも評判の有名な産院だったのです。

 

ネットのクチコミも

なかなかあてにならないものですね。

 

 

検査の結果、わたしの4番目の赤ちゃんは女の子で

残念ながら、重篤な遺伝子異常がありました。

 

検査結果を知らされた後

不妊外来の先生との面談があり

 

年齢的なことを考えたら

体外受精という選択肢もある

 

というお話をしていただいたのでした。

 

 

当時わたしは41歳。

 

年12回しか無いチャンスに賭けるには

少し歳を取りすぎていると感じていたわたしたちは

勇気を出して不妊治療に

チャレンジしてみることにしたのです。

 

 

 

というわけで、

のんき過ぎたわたしたち夫婦も紆余曲折を経て

不妊治療という道を選ぶことになりました。

 

もっと早くに始めていれば良かったと

思わなくも無いですが

やっぱり4度の流産は

必要なプロセスだったのじゃ無いかなと思います。

 

そして、H先生との出会い。

入院中に感じた

大学病院の医師やスタッフへの信頼感。

 

その一つ一つがわたしたち夫婦を

体外受精」という

高度不妊治療へと導いてくれたのだと思います。