ゆるいさんブログ

人生スロースターター。38歳で再婚、43歳で妊娠しました。

わたしたちが不妊治療を受けるまで ②

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こんにちは、ゆるいです。

随分と春らしくなってきましたね。

 

今日はお買い物を兼ねて、

1時間ほどお散歩をしてきたのですが

桜の花もちらほらと咲き始め

あちらこちらに春の息吹を感じました。

 

家の中にこもりきりで

なかなか気づきませんでしたが

外の世界はすっかり春なんですね。

すこししあわせな気持ちになりました。

 

 

さて、今日は前回からのつづきです。

 

不育症検査を受けた後、

数ヶ月後にまた、妊娠をすることができました。

 

当時、わたしは39歳、主人45歳。

年齢のわりに、結構すごいんじゃないかと

夫婦で興奮した事を覚えています。

 

しかしこの子も残念ながら8週で流産でした。

 

この時、当時通っていた産院で医師から

 

貴女の卵子かご主人の精子

出来損ないだったからしょうがない

 

と言われ、泣きながら帰宅したことは

一生忘れません。

 

流産してしまって一番辛い

そして一番自分を責めているのは

患者さんであるはずなのに

平気で患者さんの気持ちを踏みにじるような人は

医療者としても人間としても、失格だと思います。

 

 

そしてここから、主人の仕事が急激に忙しくなり

タイミングを合わせることが難しくなった為

なかなか妊娠できない時期に入ります。

 

年1回妊娠できるかできないか、

そんな状態でした。

 

3度目4度目の妊娠も数週間で流産してしまい

もう子供は望めないかもしれないと思っていた時に

H先生との運命的な出会いが訪れたのです。

 

つづく

 

わたしたちが不妊治療を受けるまで ①

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こんにちは、ゆるいです。

今日は雨ですねー。

少し肌寒かったので、お昼はポトフを作りました。

寒い日に食べる熱々のスープって

なんであんなに美味しいんでしょうね。

 

転職後、主人はほぼ毎日テレワークですので

毎日毎食、きちんと作って

夫婦一緒に食べています。

 

もしも主人が転職していなかったら

もしかしたら今回の妊娠の継続も

難しかったかもしれません。

 

その理由については、また後日。

 

 

さて、今日は不妊治療をはじめることになった

経緯について書いていこうと思います。

 

 

38歳で再婚した後、

夫婦共々こどもを望んでいたわたしたち夫婦は

すぐに妊活をはじめました。

と言っても、普通にタイミングを測って

排卵日前に夫婦生活を営むというだけの

至って危機感の無いのんきな妊活でしたが。

 

主人のお姉さんが

41歳で出産していたということもあり

わたしたちもなんとかなるだろう、という

根拠の無い安心感があったからだと思います。

 

そして、ラッキーというかアンラッキーというか

妊活1ヶ月後に妊娠。

この成功体験のおかげで、不妊治療に踏み切るまで

随分と無駄な時間を過ごしてしまったような気がします。

 

束の間の幸せを味わうも、

生まれてはじめての妊娠は

6週間で終了してしまいました。

 

本当に辛い経験ではありましたが

そんな中でもつわりを経験することができたり

お腹に赤ちゃんがいるというしあわせを感じながら

ウエディングフォトの撮影をしたりと

今では、しあわせな思い出のひとつになっています。

 

 

1度目の流産の後、主人の母からの勧めで

専門のクリニックで不育症検査を受けました。

 

結果は、抗リン脂質抗体症候群による

不育症の可能性があるとのこと。

そんな事を言われてもよくわからないけど

次に妊娠した時にアスピリンさえ飲んでいたら

無事に赤ちゃんに会えるなどと

相変わらずのんきに考えておりました。

 

妊活をはじめて1ヶ月で妊娠したんだもの。

次もきっと、すぐに妊娠するよね。

 

そう思ったのが大間違いでした。

 

つづく

 

20週0日の妊婦健診を受けてきました

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昨日は20週0日の妊婦検診と

中期精密超音波検査を受けてきました。

 

バスと電車を乗り継いで

片道2時間かけての通院なので

さすがに疲れ果てて

ブログ更新ができませんでした。

 

不妊治療で授かった子であるということもあり

高齢出産ということもあり

夫婦で話し合って

受けられる出生前診断

出来る限り受けることにしています。

 

賛否両論あるでしょうが

50歳と44歳で子供を授かるということは

綺麗事ばかりでは済まされないと思っています。

 

少なくともわたしたち夫婦は

その選択を選びました。

 

おかげさまで、今のところ何の問題もなく順調です。

本当にありがたいことだなぁと思います。

 

生まれてみないとわからない

ある程度育ってからではないとわからない

そんな障害もたくさんあるでしょうし

病気や事故の心配だってあります。

 

それでもやはり

検査をしておいて良かったなと、

今は思っています。

個人的な意見ではありますが。

 

 

今通っている病院には

不妊治療の頃からお世話になっています。

わたしが住んでいるエリアには

不妊治療専門のクリニックがたくさんあるのですが

わたしたちは高リスク出産になることも見込んで

出産までお世話になる事を考え

NICU(新生児集中治療室)があるかなどを考慮して

生殖医療と周産期医療に力を入れている

大学病院を選びました。

 

結果、最新の検査や

予備的な手術などもお願いできたので

大学病院を選んで良かったなぁと思っています。

 

わたしたちが

これは本当に良かった!効果があった!

と思った検査やサプリメントなどについては

今、不妊治療を頑張っていらっしゃるご夫婦や

不妊治療を受ける事を考えていらっしゃるご夫婦の

お役に立てるかもしれないので

また別の日に詳しく

ご紹介できればと思っています。

 

 

幸い、中期精密超音波検査受診後に

比較的近くにある別の大学病院に

転院できることになりました。

 

次回からは片道1時間。随分と楽になります。

やれやれですねー。

43歳で妊娠できた今のキモチ

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こんにちは、ゆるいです。

わたしが住んでいるエリアは、雲ひとつない

本当に気持ちの良いお天気です。

 

今日は、43歳で妊娠できた

今の正直なキモチを書いていきたいと思います。

 

とってもうれしくてしあわせなのに

現実味がないというかなんというか。

 

正直、おなかが徐々に大きくなってきて

なんとなく胎動が

感じられるようになってきた今でも

自分が「妊娠している」という

しあわせな夢を見ているんじゃ無いかと思うぐらい

実感がありません。

 

 

1度目の結婚では、こどもを望みつつも

色々あって恵まれませんでした。

 

精神的にもとても辛い結婚生活でしたで

授からなくて良かったのかなとも思います。

 

 

再婚後、すぐに妊娠したものの、6週で稽留流産

検査の結果、不育症と診断されました。

その後も妊娠はするものの流産を繰り返し

4度目の流産の後、年齢のこともあり

主治医より不妊治療を勧められました。

 

それから2年間、治療を続けました。

カラダも辛かったのですが、

それ以上にココロが辛かった。

 

もっと大変な方もいる、

もっと長くがんばっている方もいる。

 

そうは思っても、やっぱり辛いものは辛いのです。

 

年齢のこともあり、44歳の誕生日を迎えたら

治療を止めようと決めていました。

今思えば、

真摯に患者に向き合ってくださる先生方や

心からこどもを望んでくれている主人、

それから、真剣に治療を頑張っている方々に

本当に申し訳ないことだけど

移植の度に残りの冷凍胚の数を数えながら

後○回の移植で治療から解放される・・

カウントダウンしながら

移植周期を迎えていました。

 

あー、この移植が終わったら

残りのたまごちゃんは後1つだな・・

 

もう年齢的にも妊娠は無理だろうし、

夫婦二人でのんびり生きてくかな。

 

ま、そんな人生もいいよね。

 

そんな風に思っていた時に

この子がお腹にやってきてくれたのです。

 

 

離婚を決意した時も

東日本大震災の時も

再婚した時も思ったのですが

 

本当に、人生って何が起きるかわかりませんね。

 

 

今は「実感がなーい」とか言って

ふわふわ甘えたことも言ってられるのでしょうけど

多分これから大変なことが

たくさん待っているんだろうな。

 

でもまぁ、スタートから

「ふつう」ではない家族なので

誰かと比べる、誰かと一緒の「ふつう」ではなく

のんびりゆったり、

スロースターターなわたしたちらしい

家族を作っていけたらいいなと思っています。

 

 

それにしても44歳で出産そして子育て・・

頑張って長生きしなくちゃなぁ。

 

わたしについて、少しだけ。

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こんにちは、ゆるいです。

 

ブログを始めるにあたり、少しだけ私の経歴(?)を

ご紹介させていただこうと思います。

 

 

幼少期。

 

親の転勤で日本各地を転々としながら育ちました。

他人にあまり関心も執着も持たず

ファンタジー小説と落語とことわざと

美味しいものをこよなく愛する

あまり可愛げのない子供だったそうです。

 

10代。

 

恥ずかしながら、丸々反抗期でした。

サブカルアングラ華々しき1990年代

御多分に洩れず厨二病小説を多数執筆。

同人誌も出しました。暗黒期ですね。

この頃、お料理の楽しさに目覚めました。

 

20代。

 

信頼できる知人に紹介していただいた方と

3ヶ月でスピード婚したはいいものの

長年にわたる精神的DVに耐えかね離婚。

本当に辛い経験でしたが、

人として随分と成長できた気がします。

 

30代。

 

離婚の痛手から立ち直れず

尼寺にでも入って

余生は精進料理に捧げようと考えていたのですが

東日本大震災を機に再婚を決意。

永遠に続くかと思われた婚活の末、

やっと見つけたパートナーとの再婚しました。

破れ鍋に綴じ蓋って

本当にいい言葉だなと思います。

 

40代。

 

何度も流産を繰り返し

2年間の不妊治療を経て

43歳で妊娠することができました。

 

 

気がつけばもう、アラフィフ目前。恐ろしいですね。

まずは出産頑張ります。

 

人生100年時代。

まだまだ折り返し地点だと思わないと

一気に老け込んでしまいそうで怖いです。

 

 

これから生まれてくる子どものためにも

少しでも老化に抗って生きていこうと思います。

 

はじめまして、ゆるいです。

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はじめまして。

のんびり ゆるい

と申します。

 

かなりゆるくて

ちょっぴりスロースターターな

アラフォー主婦です。

 

シンプルでおしゃれでミニマルな生活に憧れつつも

どう頑張っても庶民的。

 

節約・貯蓄を極めたいなと思いつつも

美味しいパン屋さんの近くに行ったら

ついついお財布の紐が緩んでしまう。

 

そんな、ごくごく一般的な

普通の主婦です。

 

夫婦共々、健康にはちょっぴり気をつけつつ

ゆるーく日々を過ごしております。

 

老後資金は貯めてたけど、

これから子供の教育費、どうしようかな。

 

不安もたくさんあるけれど

無理せずのんびり

ゆるーく、生きていこうと思います。

 

こんなわたしですが、

どうぞよろしくお願いいたします。